タントはタイヤの編摩耗に注意
初回車検時のタントはフロントタイヤの両肩の摩耗が大きい傾向があります。これは車両重量や荷重の関係かアライメントのせいかはわかりません。しかしながら、タイヤの残り溝が少ないと車検に通らないばかりでなく、スリップなどの原因となります。両肩の摩耗とはいえ、摩耗量が大きい場合は初回車検時にタイヤの交換が必要になることがあります。タントに限らず最近の軽自動車は燃費を良くするためやコスト削減のために、必要最低限のサイズのタイヤを採用していることも異常摩耗に関係しているかもしれません。また、タントはパノラマオープンドアを採用しているため、荷重のかかり方にかたよりがあるからかもしれません。どちらにしても、定期的なタイヤローテーションを行い、適正な空気圧に調整することで編摩耗しにくくすることができます。タイヤを長持ちさせるためにも、定期的なタイヤローテーションを行うことをおすすめします。
異常が見られない傾向
タントはこれといって故障が見られない傾向があります。3年目の初回車検時に交換部品が出ることはほとんどないでしょう。エンジンや足回りの部品なども特に弱いということはありません。もちろん初回車検時の走行距離が多い場合などは例外ですから安心せずにきちんと点検を受けましょう。