初回車検の費用の内訳
車検を受ける場合、ユーザーが自ら運輸支局などに持ち込みをする「ユーザー車検」であれば、手数料と諸費用だけの支払いですみます。しかし、24ヶ月定期点検を含む「整備付車検」の場合は違います。点検整備費用+検査代行手数料+諸費用がかかります。
点検整備費用
点検整備とは、24ヶ月定期点検+日常点検+油脂類の交換+消耗品の交換を含みます。これら全てに費用がかかります。24ヶ月点検の内容についての説明は省きますが、日常点検の内容を簡単に説明します。日常点検とは、エンジンオイルの量や冷却水の量、ブレーキフルードの量に加えライト類の点灯状態の点検などなどです。日常点検は簡単に点検できる項目ばかりなので、日頃から行っていれば敢えて車検時に点検する必要はありません。しかし、乗りっぱなしという方は受けておいた方がいいでしょう。油脂類の交換とは、ブレーキフルードや冷却水などの交換です。消耗品の交換とは、ブレーキパッドやファンベルトなどの交換です。交換が不要であれば交換の必要はありません。
検査代行手数料
検査代行手数料とは、整備工場が国に代わって検査をする場合の手数料のことです。
諸費用
自賠責保険料+重量税+自動車検査登録印紙代を総称して諸費用といいます。自賠責保険に加入しないと車検は受けられません。また、クルマの重さに応じて重量税もおさめる必要があります。自動車登録印紙代とは、運輸支局に支払う手数料のことです。