初回車検時のバッテリーについて
バッテリーの寿命は2~4年と言われています。特に最近のクルマは電装品も多く装着されていますから、電気の消費量も多くなっています。また、イモビライザーやスマートキーなどが装着されているクルマは、エンジン停止時の消費電力も大きくなっています。また、アイドルストップ機能があるクルマは、エンジンを始動するたびに電気を消費します。これらのことから、バッテリーへの負担が大きくなっています。以前なら、予兆があってからバッテリー上がりを起こすケースがほとんどでしたが、最近は突然エンジンが掛からなくなることが珍しくありません。初回車検時には、専用のテスターを使用してバッテリーを点検してもらいましょう。3年しかたっていなくても、走行距離の少ないクルマや、多いクルマは、バッテリーが弱っている可能性があります。
初回車検時のワイパーについて
ワイパーは雨天時などに前方の視界を確保するためには欠かせないものです。ワイパーは使用とともにワイパーラバーが劣化して、徐々に拭けが悪くなります。拭けが悪い場合は保安基準に適合しないため、車検をパスできません。初回車検時にワイパーゴムに劣化が見られるようなら交換をしましょう。また、リヤガラスにもワイパーが装着されたクルマは、フロントワイパーと同様の保安基準に適合する必要があります。こちらも劣化しているようなら交換をしましょう。